毎日お疲れ様です!ツマみです。
私は昨年、適応障害と診断されたのち、
退職することになったのですが
何とも言えない無力感に襲われました。
- これ以上転職できない
- 収入が途絶えてしまう
- 家族に顔向けできない
とにかく家族や会社でお世話になった方への
申し訳なさで自分に絶望しました。
世の中と比べれば、こんなことくらいで
絶望と言ってはいけないのかもしれません。
それでも私にとっては、また
人生が変わるきっかけの1つとなったのです。
軽いのに
適応障害とひと口に言っても、
原因や症状は人によって様々です。
病院で私は、軽い症状と診断されました。
それに伴い、薬の量もほんのわずかで
その点はホッとしました。
しかし、会社に報告すると
『君はまだ軽い方だ』と。
『睡眠薬の処方すらないじゃん』と。
つまり『もう来れるでしょ?』・・・
重症化する前に気づけて良かったと思う反面
私はこの"軽い"という言葉に
ますます追い込まれてしまうことに。
"軽いのに"なんで行けないんだろう。
"軽いなら"仮病と同じなのかな。
仕事に穴をあけ迷惑をかけていること
今までの私なら
風邪や体調不良で欠勤した場合
「よし、休んだ分頑張るぞー!」
といった感じで
バリバリとやる気溢れる性分でした。
それなのに、1週間休んだのに
もう、行くことができないのです。
なにもできない
ある上司は、電話口でこう言いました。
『逃げて逃げて、逃げればいい』
上司なりの、励ましの言葉だったのかもしれません。
ただ、弱っていた当時の私には
責められているように感じてしまいました。
「やっぱり逃げだと思われているんだな」と
余計に落ち込んでしまい・・・。
「これはただの甘えや逃げなのでは?」
散々、自分でも思い悩みました。
だから、その言葉だけは
言わないでほしかったのです。
ちなみに、私が感じた初期症状は
- 疲れているのに眠れない
- 胸が痛く、息が詰まった感じ
- 体が鉛のように重い
- 外に出るのが億劫になる
- 仕事も家事も、頭が回らなくなる
夫婦2人と言えど、仕事に家事に忙しく
少しでも時間があればとにかく寝ていたのに
段々、眠れない日が続きます。
そのうち、着替えられなくなったり
電車に乗っても引き返してしまったり
とうとう会社に行けなくなるのです。
「行かなきゃいけない」という気持ちなのに
体が全く動かない。
なにもできなくなる日は、突然やってきます。
社会から離れる
その後、休職期間を経て退職しましたが、
なぜか嬉しい気持ちはわきません。
在職中は毎日「仕事辞めたい!」と思っていたのに
やっと仕事から解放されたというのに
むしろ、ここまで積み上げてきた経験が崩れて
悔しさが込み上げたり。
だけどもう、外に出て、会社の輪に入って
人と関わることが怖くなった私は
しばらく「家にいる」という選択を取りました。
その結果、心身が復活するのに半年かかりました。
長く感じるか、短く感じるか、人それぞれですが
思っている以上の時間が必要なんだと
思い知らされます。
そして復活したものの、まだ外では働いていません。
無職となり3~4ヶ月が経った頃、ふと
「家でできる仕事ってないかな?」と思い立ちます。

これまでの悲惨な職歴を踏まえ
会社や組織に属するのは一旦諦めまして(´・ω・)
自分で仕事を作れないか考えました。
作ると言っても、巨大ビジネスとかではなく
あくまで家庭が第一であり、その上で
自分の収入源を確保したいという思いからです。
その始まりが、このブログになるのですが
上手くいくかどうかはあまり考えていません。
もちろん不安はありますが。
「ダメだったらまた外で働こう」
今やっとそう思えるようになったのは
一度、社会から離れた時間があったからです。
この時間がなく、あのまま無理して
外で働くことを選んでいたら
今の自分も、家庭も、なかったかもしれません。
何度やり直してもいい
色んなことがありまして、私の職歴は
「5社」すべて自己都合退職です。
キャリアアップでもなく、世渡りが下手すぎました。
もうここまで来ると、自分に非があったんだなと
認めざるを得ません(´・ω・`)
でも、ここにきてようやく
この人生も悪くなかったかも
と思えるようになってきました。
会社は続かなかったけれど
個人で何か生み出せるかもしれない。
転職ばかりの自分に自信をなくしていた毎日から
今は小さな希望にわくわくしています。
夫はよく「焦らなくていい」と言ってくれるのですが
焦ってはいけない時ほど中々その言葉が響かない
と言うより、頭ではわかっていても
素直に受け入れることができませんでした。
心に余裕ができてようやく
あの時焦らなくてよかったと実感するものです。
私はたまたま
在宅でブログを運営する道に進みましたが
アルバイトでもボランティアでも、何でも良いので
自分がやってみたいことであれば是非
一歩ずつだとしても、始めてみて下さい。
コツコツ積み上げることは地味だし
成果が出るまで時間もかかりますが
できるところまで、続けていきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!